砂糖の弊害
なんて健康関連の記事を読んでいると沢山出てきますが、
私は甘いお菓子を食べながらコーヒーを飲んでまったりするのが好きですし、和食も筑前煮などは甘めに煮た方が好き。
白砂糖ではなく、ミネラルたっぷりの黒砂糖を食べましょう!という方もいるけれど、
やはり季節の果物で作る保存食、ジャムには白砂糖をたっぷり使いたいと思っています。
砂糖は「陰性」の食べ物なので、体を冷やす作用があります。冷え性の方は砂糖を沢山摂ると余計に冷えやすくなります。
また、砂糖は砂糖を体に呼ぶので次から次へと欲しくなってしまいます。
今はかなり砂糖が手に入りやすくなったので、どんな食べ物にも砂糖が入っており砂糖を口にしない日はないと言っても過言ではありません。
気をつけていないと無意識のうちに砂糖を取りすぎてしまう。
だからたまに砂糖を控える日を作ってみると良いのかな、なんて思っています。
私はかなり冷えやすい体質。冷えが辛いな、手足が温まりにくくて元気が出ないなそんな日が続いた時は
少しだけ意識して砂糖を控えることにしています。
甘くて美味しい砂糖の代わりに、料理に使えるのが「バルサミコ酢」です。
独特の香りがありますが、長期で熟成された旨みと甘みがありじっくりと火を通して丁寧に調理することで和食にも合います。味醂と同じように使うイメージだとわかりやすいかな、
無肥料、無農薬で育てたお野菜は味が濃くじっくりと火を通して野菜の旨みを引き出すと、バルサミコ酢の甘さがちょうど良く食べるとぽかぽか体が温まり心の底から元気になる。そんな料理になります。
とても地味な見た目ですが、そんな地味な料理が実は1番美味しくて体に良かったりします。
蓮根と牛蒡のきんぴら(バルサミコ酢)
今回はバルサミコ酢で甘味を引き出した「蓮根と牛蒡のきんぴら」をご紹介します。
蓮根は胃腸の調子を整え、咳や喉の痛み、下痢など風邪っぽい症状がある時も体に良い食材です。
牛蒡はアルカリ性が強く、抗酸化物質を含んでいるのでお肉を食べすぎて調子が悪い時などにおすすめの食材です。
根菜は人間の体の基礎固めをしてくれる食材です。食べることで下半身体の土台が安定し、精神的にも安定すると言われています。地に足つけて行動したい時にもおすすめのレシピです。
材料
蓮根 牛蒡 白胡麻 鷹の爪(辛いのが好みの方)白胡麻 ごま油
蓮根はいちょう切りにします。食感が残る程度の薄さに切って(1mmくらい)水に晒しましょう
牛蒡はさかがきにし、水に晒します
フライパンに熱が伝わってからごま油を入れましょう(量はお鍋の底全体に満遍なく油が回る程度)
水を切り、牛蒡と蓮根を炒めます。弱火から中火くらいの火加減で炒めましょう。全体に油が回ったら、フライパンの蓋をして蒸らしながら炒めます(野菜の旨みを引き出します)
バルサミコ酢を入れたら、全体に旨みが染み込むよう長めに炒め続けてください。少し香ばしい香りがするまで炒めましょう。
醤油を回し入れ、味を整えます。(ここで味見しておいた方が良いです)。味が定まったら白胡麻をまぶして完成です。
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