4月20日(木)に遠野市 あえりあ中ホールで行われた「更生保護女性の会 総会」にてチェアヨガの講師を担当してきました。
「更生」というのは、何らかの罪を犯して警察に捕まった人のその後をサポートするということ。
「私たちは加害者の味方なの」そうおっしゃっていたのが印象的でした。
刑務所から出てきた後、住む場所や、食事をサポートする場所はあるけれど、今不足しているのは「衣服」。真冬に出所してきて防寒具を持っていなくて困ってしますケースが多いのだとか
東北は寒い地域です。防寒具がなければお仕事をして社会復帰することも大変です。
古着をと思っても、実は古着の大半は女性のもので男性用の衣服は少ないのだとか。
そして、最近の「詐欺」事情について。
コロナで借金が返せなくなり、闇バイトに加担して「詐欺」として警察に捕まる人が今、とても多いのだそうです。
私とそんなに変わらない年齢の人たち。
真面目に働いて、27.28で店長を任されていたけれど店舗が回らなくなり、お金に困って仕方なく「詐欺」に加担してしまう。なんか、他人事では無いなと思って身の引き締まる思いで総会のお話を聞いてきました。
罪を犯した人のサポート。
再犯を防止するために、決まり事をたくさん作るのではなく、
その人自身い寄り添ったサポートが大切なのだそうです。
そんなお話を真剣に聞く、更生保護女性の会のお母さんたち。
とても温かく、素敵だなあと思いました。
今回、私はヨガをするために参加させていただきましたが、「更生」について知らなかったことをたくさん教わってきました。罪を犯したから償って、それで終わりではない。
人には事情がある。だから
「そんな時もあるさ、またやり直せば良いのさ、」
そんなふうに思って帰ってきました。
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