【まりこのリアル起業話し】
先日、東北高校の学生さんと『起業』についてお話しさせてもらう機会がありました。
高校生達が沢山メモをとりながら聞いてくれて、彼らの真面目な質問と、
今の高校生って凄いなぁと
圧倒されつつ、
『なんで起業をしたのか？』
という質問が、
改めて起業についつ考える良いきっかけだったので
今まで周りに話しにくかった事、
起業に踏み切るに当たって大きなきっかけとなった出来事を書いてみたいと思います。
3年くらい前に遠野に帰って、
一般企業に就職してからすぐの出来事です。
あんまり詳しくは話せないけれど、
生まれて初めて
『女のくせに』
と言ってる人を間近で見る経験をしました。
最初は冗談で言っているのかな？
と思っていたのですが、
本人は至って本気。
『男だから、出世して
女だから出世しない』
と、ある有名な人の本に書いてあった。
だから、俺もそう思う。
と、諭すように言うんです。
それまで短大は女子校だったし、
栄養士もヨガの会社も
ほぼ女性しかいない場所で生活していたので
その手の話は噂程度でしか知らなかったのですが、
目の前で言われた時はショックでした。
1人だけじゃなくて、
本が出るくらいまだ多くの人が
【女のくせに】
って思ってるってこと！？
本当にびっっっくりしました。
少し周りを見れば、女性、男性関係なく素晴らしい活躍をされている方が沢山いらっしゃいます。
女だから！男だから！
と括ってしまうのは、
凄くもったいない事だと
私は思ってしまいます。
その【女のくせに】と見下してしまった人たちは本当に素敵な人で、
無茶苦茶に有能な凄い人なのに
その一言で狭まる視野といったら、、
悲しすぎます。
そりゃ男性の方が向いている仕事、女性の方が向いている仕事は存在すると思います。
だからといって
見下して良いわけではない
人それぞれ、得意、不得意があるので、
ちゃんと会話をして、よく理解するように努めてお互いが出来ることをして、出来ないことは助けてもらって
それで良いじゃないかと
思っています
【固定概念】
と言うもののせいで、
どれだけ行動が制限されてしまうのか、
【思考】が浅く、
【視野】が狭まってしまうのか
それに気づいてしまった時
とても怖くなりました
結果、その場に耐えられず今に至ります。
あの時私は何て言えばよかったんだろう、
黙って『うんうん』頷いて聞いてしまった自分を後悔しつつ、
どうすれば良かったのか、
まだ正解がみつかりません。
高校生の皆んなに、
『行動してね！』と最後にお話してきました。
私自身、同じ場所に居続けたら
高校生の皆んなとお話しする機会も、
今のように考えをまとめる事も無かったし、
発信しようとも思わなかった
仕事を辞める時、
フリーランスになると決めた時
そりゃぁもう
悩みました。
今でもこの投稿して良いものか
悩んでいます。
でも、その後勇気を出して行動したから、
環境が変わって
新しい見え方が私の中で生まれて、
恐ろしい【固定概念】と言う呪縛から逃れられるのではないかと考えています。
今、正解だと思っている事は
次の瞬間も正解だとは限らない
偉い人が書いた本や、テレビの情報に振り回されていてはその偉そうな誰かの思う壺だと感じています。
だから、自分の目で見て、足で歩いて、沢山の事を経験してゆきたい。
そう考えている今日この頃です。
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