旅のはなし 1 自己紹介

旅の話をはじめる前に自己紹介をします。

岩手県遠野市を拠点にヨガ講師として活動をしています

新田真里子と申します。

オンラインと対面で MarikoYoga というヨガ教室を主催しています。

遠野市は、昔話や妖怪が有名です。

小さい頃から目には見えない不思議な存在というものを身近に感じていました。

本当に居るかどうか確かめようが無いけれど、なんとなく居ることを前提としている文化

祖父母の真似をして道端の石碑に手を合わせたり、ふっといつもと違う風の匂いを感じたり

毎日の暮らしの中に当たり前に不思議な出来事が溶け込んでいるそんな環境で育ちました

遠野高校を卒業してから、進学で弘前へ引っ越し、栄養士の資格を取得。

その後ヨガ講師として東京、仙台とヨガスタジオで働いていましたが2018年にUターンして帰ってきました。何もないと思っていた地元ですが一度外に出たら子供の頃にはわからなかった自然や日常の美しさ、少し切なくて悲しいけれど人間味あふれる民話の魅力に気がつき遠野のことがとても好きなっていました。

そんなある日

遠野市内で行われたイベントで「アラスカ」の話を聞きました。

アラスカはアメリカの北にあるとても寒いところだそうです。

そのアラスカという地域は先住民が多く暮らす土地。その人々が遠野物語を読んだ際「懐かしい」と言っていたのだとか

遠野物語を面白がる人は確かに多いです。

けれど、遠野物語は全て誰かの先祖の話です、その当時生きていた人の言葉にし難かった人生の物語

あまりにも生々しい話に私のような地元の人間はどうしても「面白い」とは言い難い部分があります。この感覚を私はうまく説明することができず遠野物語関連のテレビや書籍を見た時など悶々とした気持ちを持つことが多かったのです。

アラスカの人々は「懐かしい」と感じ取った。それがとても興味深かったのです。

アラスカが地図のどこにあるのかも、行き方も知りませんでしたが、その先住民の人々とは言葉を超えた対話ができる気がする。「畏怖」に近いこの感覚への答えがそこにある。そんな気がしたのでした。

それから、少しずつ海外に行ってみたい気持ちが内側からふつふつと湧いてきました。アラスカの人々に会いたい。言葉ではない会話がしてみたい。しかし、そうしたら良いのか方法がわかりません。知り合いも、ツテもない。そもそも飛行機の乗り方さえさっぱりわかりません。

パスポートも当時は持っていませんでした。

正直、私にとって海外は未知の世界。1人で行くなんて絶対に無理だと思っていました。


人生は何が起こるわかりません

2024年の夏にたまたま、友人がカナダの先住民の島へ住むことになりました

とても悩みましたが海外に行ってみたい気持ちに抗えず、その友人を頼って1人カナダに飛び込んだのち、ワーキングホリデーの存在を知り、その年の秋に長期間カナダに滞在することにしました。

海外経験は、ほぼ無い状態でしたがカナダをはじめ北米大陸を北から南まで縦断、その後トルコ、イギリスまで行くことができました。


カナダでの生活は行き当たりばったりだったもので、

所持金が4ドル(約400えん)になったり

家探しが難航し、真冬のカナダでホームレスになりかけたり

英語が話せなくて、お店に入ることが怖くて食べ物が買えず水で凌いだり

もう本当に大変な毎日でした。

定期的に訪れる体調不良

全身の水が入れ替わったのでは無いかと思うくらいの止まらない鼻水と高熱でしょっちゅう寝込んでおりました(日本から持って行った葛根湯と粉タイプのポカリが命綱でした)

度重なるストレスで胃は壊れ、胃痛で動けない日もありました

日本ではまず経験したことのない
孤独と不安の毎日です。海外は甘くないなと実感するのと同時に日本の便利さ、日常のありがたさをひしひしと感じています


(ただ日本はちょっと便利すぎるとも思ったり。。。)

英語も話せなければ、知り合いもいない
お腹を空かせて、カフェに入っても緊張してカフェラテ以外頼めずちびちびカフェラテを飲みながら

とぼとぼ公園をうろついていた
そんな状況だったのですが

奇跡のような出会いから
2025年1月満月の日から約1週間

北極圏に位置するイヌイットの村に滞在することができました。



一体何が起きているのか
自分でも信じられません

全ての旅路を振り返ると繋がって見えますが、その道を選ぶ時はいつもお先真っ暗で

怖くて怖くて仕方がないけれど、引き返せないところまで来てしまったから、震えながら必死に食らいついて歩いていたら想像の斜め上を行ってしまった

そんな旅路でした

全て、自分で決めて動いてきたつもりです

でももしかしたら
遠野の妖怪たちも海外に行ってみたくて
一緒に着いてきたのかな?なんて思っています

大きなリュックに遠野のお土産をいっぱい背負って
行った先々の妖怪たちからもお土産をもらってきて

そのお土産が奇跡のような出来事を運んできた。のかな?

そう思いたい自分がいます。







「旅のはなし」遠野の妖怪たちにも登場してもらいつつ、楽しくお届けできたら良いなと思っています。

それでは最初の土地 カナダ ハイダグワイのお話を
どうぞご覧くださいませ

MarikoYoga

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この記事を書いた人

NItta Mariko にったまりこ
ヨガ講師 / 栄養士

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